自分が高校生の時、かなり前のことだけど田舎に住んでいた。
きっかけは忘れたけど、なぜか学校でホラーブームになって「あのトンネルは霊が出る」といった噂の場所が何箇所かあった。
「貯水池で亡くなった女性が夕方に現れる」という場所もあった。
たまたま薄暗い夕方にその場所を一人で通ることがあり「しょせん噂。平気だ、平気」と自分に言い聞かせたけれど、妙な声が聞こえてきたので少しだけ脳内修羅場。
慌てて周囲を確認すると、遠くからこちらに向かって選挙カーが走って来たので「なんだ、正体はあれか」と一安心。
でも、よく聞くと候補者の名前と違う事を言っている気がした。
「おくさーん」という言葉が聞き取れた瞬間、ゾクッとした。
さっき周りを見た時、自分以外に人影は無かった。
でも「奥さん」と呼び掛けている。
これは噂通り、溺れた女性の霊が出たんだ!うわーっ!とパニックになる自分。
動揺しているうちに選挙カーがすぐ近くに来ていて、すれ違いざまに声を掛けられた。
「奥さーん、じゃなかった!ごめんなさいね、お嬢さんだったのね!ご家族に宜しくお伝えくださーい」
違う意味で修羅場になったわっ。
「奥さん」って私のことかー!
17歳の女子高生なのに主婦に間違われるって、どういう事よ!?
あまりにも悔しかったので家に帰り「あの候補者に票を入れないで欲しい」と家族に報告。
「その人、うちと選挙区が違うわ」
というオチがついてショックでした。
今ではすっかりオバさんだけど、当時を思い出すと恥ずかしくて自分でも「うわぁああ」となります。
選挙区が違うのにお願いされても困るよなw
選挙シーズンになると今でも笑い話として話にあがるんですよ。
悔しいわー。
おばさん頑張れww
ホラー系かと思って読み始めたってのw
あえて言うなら夕方で姿が見えにくかったんじゃないの?
学校で怪談話が盛り上がるのはあるあるだから、
噂にビビる気持ちは分からんでもない
毎日毎日学校の横を通る選挙カーに声かけて遊んでたなぁ。
「○○さーん!」とか「がんばれー」とか「うるさーい!」とか
子どもだから好き勝手な感じ。
そうすっと選挙カーの方は何を言われようとも
とりあえずにこやかな声で「○○小学校の皆さんこんにちは!
お父さんお母さんによろしくお伝えください!」なんて応える。
「はげー!」とか「めがねー!」でも同じ反応。
開き直った候補者が「ハゲの田中です!頑張って髪がなくなりました!
お父さん(ry」って通り過ぎてった時はワラタよ。
その候補者は余裕があるなw
切り返しが上手い人には感心してしまう
そうそう、昔は学校や病院の近くでも煩かった
確かに名前連呼してたな「○山○夫、○山○夫でございます!」ってやってた
>>458
ちなみにハゲの人はその選挙で初当選して
後に市長にまでなってた。
子どもだから十把一絡げな「○山○男をよろしく!」は覚えないけど
「ハゲの○○」は超覚えたので市長になったのも覚えてるw
たぶん家に帰ってお父さんお母さんによろしく伝えられたのは
「ハゲの○○」だけだったはず。
きっと同級生たちも同じだったはず。
ハゲはお得よねw
自虐ネタで頑張る市長がうらやましい
うちなんて都構想ガーってウザいよ
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